英語だけ予備校や塾に通うメリットやデメリットとは?選ぶコツも紹介

予備校

英語は、文・理系の多くの大学入試における必須科目です。配点も高い傾向があるため、苦手だからといって避けては通れません。

そのため、「効率的に英語力を伸ばしたい。でも費用は抑えたい!」と考え、英語だけ予備校や塾に通うか、検討する人も多いでしょう。

この記事では、英語だけ予備校や塾に通うメリットとデメリット、向いている人の特徴や選ぶ際のポイントを解説します。

ぜひ、今の知識レベルや勉強スタイルと照らし合わせながら、参考にしてくださいね。

英語だけ予備校や塾に通うメリットとデメリットとは

「英語力を伸ばすためには、予備校や塾で集中的に勉強すればいい」と安易に考えるのは注意が必要です。 まずは、英語だけ受講する場合のメリットとデメリットを、しっかり把握しましょう。

英語だけ予備校や塾に通うメリット

英語だけ予備校や塾に通うメリットは、以下の3つです。

  • 総合コースと比べて費用が抑えられる
  • 効率的に学習できる
  • 基礎の穴埋めや苦手分野に特化して対策できる

英語だけ受講する相場は、年間10~25万円です。一方、国・数・英の3教科を受講する場合、年間50万円が相場なので、比較的費用を抑えられます。

また予備校や塾では、英語に特化した講師が大学試験の出題傾向を加味して授業を行なうため、ポイントを押さえて勉強できます。

さらに、基礎固めや苦手克服に注力するなど、知識レベルに合わせて効率的に勉強できる点も、予備校や塾の魅力でしょう。

英語だけ予備校や塾に通うデメリット

一方、英語だけ予備校や塾に通う場合には、以下3つのデメリットがあります。

  • 自力で受験対策する範囲が大きい
  • 他の教科のサポートが受けられない
  • 英語だけ受講できる予備校や塾が限られる

英語だけ受講する場合、志望校の情報集めや勉強スケジュールの管理など、英語対策以外は自力で行なう必要があります。

また、他の教科のサポートも受けられないため、予備校や塾からの総合的なアドバイスは期待できません。

そもそも、1教科のみの受講に対応していない場合もあります。予備校や塾が少ない地域だと、選べる幅が狭いでしょう。

英語だけ予備校や塾に通った方が良い人

先ほどお伝えしたメリットとデメリットを考慮し、以下5つにあてはまる人は、英語だけ予備校や塾に通った方が良いといえるでしょう。

  • 英語以外の教科は自分で対策できる
  • 英語が苦手でどこから手をつければよいか分からない
  • 他の教科の負担が軽くなるように得意な英語の点数をもっと伸ばしたい
  • 外国語学科や海外の大学を受験する
  • 受験はまだ先だが基礎を早めに固めたい

塾や予備校を選ぶ際の4つのポイント

予備校や塾を選ぶ際は、志望校や目標を決めたうえで、以下4つのポイントを確認しましょう。

  • 指導方法や講師が自分に合っているか
  • 授業料以外にかかる費用はあるか
  • 好みの環境や設備があるか(オンラインやAIの活用、自習室など)
  • 通いやすいか

授業のスピードや難易度、講師の質など、予備校や塾ごとに大きく異なります。自分に合っているかを確認するためにも、積極的に複数箇所で体験授業を受けましょう。

まとめ

「英語を制するものは受験を制す」と言われるほど、英語は大学入試において非常に重要です。予備校や塾に通うと、苦手分野を含め効率的に英語の勉強ができるでしょう。

一方、英語だけ受講すると、他の教科は自力で対策する必要があります。

また、予備校や塾からの総合的なサポートは受けられないため、情報収集や自己管理が苦手な人は注意が必要です。

まずは、今回お伝えしたポイントを参考に予備校や塾を探し、体験授業を受けてみましょう。

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