予備校の授業とは?特徴や塾との違いを解説

予備校

大学受験のため、予備校通いを検討する方も多いと思います。予備校ではどのような授業が行われているのでしょうか。ここでは、予備校の授業の特徴や塾との違いについて紹介します。

予備校の授業の特徴

予備校は、大学受験に特化した施設です。大学受験対策のための授業を行ない、生徒の受験を総合的にサポートします。授業形態は講義形式の場合が多く、生徒側はほぼ受け身の状態です。質問がある場合は、授業のあとに講師に直接質問しに行く必要があります。

予備校の授業は、基本コース制となっています。レベルや志望大学、文系・理系によってコースが分かれ、基礎学習の定着や実戦力アップなどの目的に合わせて選択することが可能です。

現役生の場合は学校終わりの夕方から、浪人生は日中から通えるような時間割となっています。高校生は夕方から夜10時頃まで授業があり、一日1~3コマほどの授業数です。

浪人生は、予備校によって異なりますが一日3~6コマほど、週に約15~25コマを受講するところが多いです。復習の時間も大切なため、朝から夜まで一日中授業が行われることはありません。

年間を通してのカリキュラムが用意されていることがほとんどで、コースに応じたテキストでの授業や小テストなどが行われます。

授業は、基礎学力がある程度備わっていることを前提に進められます。受験に必要なすべての範囲を効率的に学習できるよう設計されていて、生徒は計画的に学習を進めることができるでしょう。

予備校と塾の授業の違い

予備校と塾の授業は、似ているようですが異なります。予備校は基本的に大学受験を目的としていますが、塾の目的は学校の授業やテストのサポートです。

塾によっては講義形式で行なう場合もありますが、学校と同じように授業型式で指導が行われるところが多いです。授業型式の場合、先生が生徒を指名して質問したり問題を解かせたりします。個別指導や少人数制クラスのところもあります。

予備校は講義形式で、講師の説明を生徒が聞く形で授業が進みます。一度に多くの生徒に教えるため、大学の講義のような雰囲気を感じられるでしょう。

授業カリキュラムに沿ってテンポよく進んでいきます。目的を大学受験の合格に絞っているため、効率よく大学受験対策を行なうことが可能です。

まとめ

予備校の授業は、講義形式の授業が主流です。受験したい大学の出題傾向に合わせて講義を受けられるため、専門的な入試対策学習ができます。ただし、自身で復習や理解を深める姿勢がないと知識は身に付かないため気をつけましょう。

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